2007年 12月
クリスマスの約束 2007/TBS
小田和正がいろんなゲストと共演する、毎年この時期にやっている音楽番組です。くるりが出るというので、見てみました。
でも、くるりとの共演は『ジュビリー』1曲だけでした……。2曲はやるんじゃないかと思ったんですけどねぇ。
おまけに岸田氏の髪型が気に入らない(当人からしたら余計なお世話ですね)。
じつはほんの一部しか見ていません。さだまさしと、くるりのとこだけ。テレビをつけたらさだまさし登場のとこで、そのあとくるりだったので、もういいかな、と。
ラストは全員で何かやったのかな?
さだまさしをちゃんと聴いたのは久々ですが(じつは昔、チケットをもらってコンサートに行ったことがある)、うまいですね〜。小田和正は、年をとっても澄んだ声のままでバケモノ(もちろん、いい意味で)だな〜、と前から思ってたんですけど、さだまさしも同じくバケモノですね。すごいよ。
ただ、『秋桜』はもっとサラッと歌ったものが聴きたかったな。
Danza-ダンツァ-/オノ・ナツメ
短編集です。『GENTE』のようなものを期待していたので、ちょっと拍子抜け。
でも、これはこれで、1作ずつ味わい深いです。
「ジェラテリーアとカラビニエーリ」が一番好きかな。一番どうってことのない話で、そこがいい。
「湖の記憶」はかなり突拍子もない設定ですが、面白かったです。
「パートナー」は、来年春から『モーニング・ツー』で連載になるようです。こちらも楽しみ!
斉藤さん(4)/小田ゆうあ
4巻にして、初めて笑顔の表紙ですね。内容も、3巻までとちょっと違うように思います。斉藤さんが通っているジムのコーチ・泉目線の「大人の休日」、あと3作はつながっていて、真野さんが働きに出る話です。
う〜ん、まあ、人それぞれかな、と。私自身が専業主婦向きではないので(たぶん、家族に対して過干渉になると思う)……。
今巻も斉藤さんの活躍にスカッとはしましたが、今の自分は、こういうわかりやすくはっきりしたキャラのものを読む時期ではないのかも。気持ちに周期があるので、時間をおいてまた読み返したいです。
M-1グランプリ2007/テレビ朝日
笑い飯/POISON GIRL BAND/ザブングル/千鳥/トータルテンボス/キングコング/ハリセンボン/ダイアン/サンドウィッチマン
昨年同様、杉本恭一のライブに行っていたので、録画して、即行帰って見ました。
結果は、まさかのサンドウィッチマン優勝! びっくりですよ〜。私はこのコンビをまっっったく知りませんでした。正直いって、敗者復活枠に決まった瞬間、大丈夫か?と不安に。でも、昨年、一昨年と準決勝に残った実力コンビなんですね。それに、さすがは10年弱やってきたプロ、「緊張してる」と言いつつネタでは堂々としたもので、大いに笑わせてもらいました。
昨年も面白かったのですが、第1ラウンド終了時点でもうチュートリアルの一人勝ちっぽい感じだったので、「M-1」としてはドキドキ感に欠けました。そのぶん、安心して楽しめた、というのはありますけど。
今年は第2ラウンドに進んだ3組はどれも“うまい!”という感じで、どのコンビが勝ってもおかしくない。結果を早送りして見たい衝動に駆られましたよ。もちろん、ガマンしてちゃんと見ました。
毎年応援していた麒麟は、今年は決勝進出ならず。残念ですが、これをバネに来年こそ優勝を! ん? 来年はまだ出場資格ありますよね?
ところで、POISON GIRL BANDは今年も残念な結果に終わってしまいましたが、私は結構好きです。ただ、彼らはM-1向きではないように思います。
M-1は制限時間4分。これはトン、トン、トーンと、テンポよく展開するコンビに有利なルールでは? 彼らにはM-1の結果だけにこだわらず、独自の道を突き進んでほしいな。
杉本恭一@原宿アストロホール('07/12/23)
TOUR 2007「年末ジャンボ ミニ」
日曜日/Blackbird/アラビア/ピース/APPLE/モンローウォーク/巨大エネルギー/ピーナッツ/FLOWERS/監獄オーケストラ/カナリヤ/ダミーリリック/TACO/etc.(順不同)
今年のライブ納めは、昨年と同じく恭一です。
レピッシュ20周年以来のライブで、楽しかった! やっぱ、ライブはよかね。
新旧+レピ+アナと、バラエティに富んだ選曲でした。「Blackbird」は恭一バンドバージョンもかっこよくて大好き!
相変わらずすご〜く足が上がってました。こんなやんちゃな40代、周りにいませんよ。
MCはプロンプター・有江氏が大活躍。サッカーの話でスペインをイタリアと間違えた恭一に対する洋一さんのささやきつっこみもナイス!
「来年は12月のもうちょっと早い時期に」と言う恭一に「これ(この時期)がいい」という声が。私も同意見です。来年もぜひ、ライブ納めは恭一で。あ、レピもいいなぁ。
物販のジャージを買おうか迷って、買わずに帰りました。でも、今になって買えばよかったかなぁと、ちょっと後悔してます。
大奥(3)/よしながふみ
待ってました、3巻です。装丁などもかっこよくて、贅沢な感じでいいんですよね。
千恵(家光)と有功(ありこと・お万)の間に子供ができないため、春日局は捨蔵(お楽)を大奥に迎えます。そして、捨蔵と千恵の間に女児誕生。でも、千恵と有功の心のつながりは切れません。
捨蔵は怪我を負い役目をまっとうできなくなりますが、春日局は新たに左京(お夏)を迎え、有功は玉栄(お玉)に「上様のお側に上がって上様との間に子を生してほしい」と頼みます。
春日局が亡くなり、いよいよ本格的に男女逆転の世界に。ラストの、女将軍・家光誕生の見開きは、ゾクゾクしました。面白い〜〜〜! 200ページ強と、量的にも内容も読み応えがあります。
千恵が、いろんな意味でかっこいい。私の理想をそのまま描いたようです。
千恵と玉栄は、けっこういいコンビですよね。でも、恋仲よりは双子のきょうだいって感じ。
次巻はまた1年後くらいかなぁ。もうすでに待ち遠しいです。
密月(1)/中村真理子
40歳の密(ひそか)は、毎月ひどい生理痛に悩まされています。ある日、15年間行方不明で無人島から帰ってきた浩太をテレビで見たら、不思議と痛みが消え、それ以来浩太の記事などを収集。その浩太が、密の家で貸し出している畑を借りたいとやって来て、物置として使っていた離れで暮らすようになります。
心と体はつながってるよ、という話です。視点が面白い。
三砂ちづるの「オニババ化する女たち」がベースになっているようで、そちらも気になります。
最終的には、密と浩太がくっついてメデタシメデタシ、なんでしょうけど、そこまでの過程が楽しみです。
密の祖母がいいですね〜。カッコイイ。こんなふうに年をとりたいものです。
相棒6「第9話 編集された殺人」/テレビ朝日
夫殺しの容疑をかけられ、取り調べで一度は自白したものの裁判でそれを覆した被告人。彼女に有利な証言をするはずだった女性の、検察側から出された映像は、被告人に不利なものでした。そして、その後、証言した女性の他殺体が発見されます。
見応えがあって、面白かった! メッセージ性がとてもリアルです。現実の警察や検察に向かって問題をつきつけています。
私も、警察での取り調べは録画したほうが双方のためにもいいと思っています。でも、それを警察・検察の都合で編集し、裁判の証拠にするなんて、とんでもない!
そもそも、現実の裁判自体がおかしいように思います。検察 vs 弁護士の闘いのようになっていますが、本来は真実を追求・解明するためのものでは?
ドラマは“最悪の結末”になり、最初の殺人の動機もわかりません。ドラマの中だけの話で、現実にこういうことがないことを願います。
■相棒6
執事の分際[文庫]/よしながふみ
シノワズリ/ある貴族達の一日/小姓の分際/愛とは夜に気付くもの/執事の分際/「執事の分際」のすぐ後/主人の分際/主人と貴婦人/雪の降る夜/ああ主よ、このよろこびを/永遠に
BLです。
舞台はフランス革命前後のフランスとドイツです。といっても、革命そのものにはあまり言及していません。
以前から気になっていましたが、なかなか手を出せずにいました。
よしながふみは大好きなんですけど、濃いHシーンが苦手なんです。もっとサラッと描いても、作品的には十分だと思うんですけど……(でも「執事の分際」の、クロードがアントワーヌにキスしながら「さあ覚悟なさい――」というくだりは好きだったりします)。
本作も濃い〜〜〜シーンが結構ありましたが、全体的には読んでよかった!
とくに、「シノワズリ」「ある貴族達の一日」が好き。どちらも、ラストのあたりがなんともいいです。セルヴィニアンの物語も読んでみたいなぁ。
光の海/小玉ユキ
何かで紹介されていたのを読んで気になっていて、『このマンガがすごい! 2008』をチラッと立ち読みしたのをきっかけに、買ってしまいました。
なかなかよい買い物でした。こういう絵、好き。表紙がキレイですね〜。「水の国の住人」の扉絵もカラーで見たいなぁ。
アンデルセンの『人魚姫』をはじめ、マンガでも人魚ものっていろいろありますよね?って、今、高橋留美子の「人魚シリーズ」しか思い浮かばなかったりしますが、だいたい人魚のイメージって、このどちらかだと思います。でも、本作はどちらでもなく、(少なくとも私にとっては)新しい人魚像です。すごく“普通”な感じに描かれているのがよいです。
「川面のファミリア」の川人魚は、言葉は理解できてもしゃべれない、ということなんですかね? 人魚姫みたい。
一番好きなのは「光の海」。
切ない話だなぁ。人魚はどうしたんだろう。秀胤はいつまで人魚を待ち続けるんだろう。
秀胤はいいお坊さんになりそうですね。
マンガに人生を学んで何が悪い?/夏目房之介
新聞連載の、マンガとはあまり関係のないコラムは読んだことがありますが、夏目房之介の本領発揮!な本を読むのは初めてです。
でも、本作は“マンガ論”的なものからはちょっとはずれています。タイトルどおり、マンガと人生を照らし合わせたもの。少年期から青年期の悩み、恋愛、結婚、出産、老いが、マンガでどう扱われているか、というもの。時には哲学的な展開もあり、予想に反して難しかったです。私はそこまで深く意識してマンガを読んだことがないし。今後も、マンガの分析はせず、感覚で読み続けると思います。
大島弓子の作品を読み直したくなりました。でも、以前は人に借りて読んだから、持ってないんですよ〜。
おいピータン!!(10)/伊藤理佐
マユのシチュー/呪いの湯のみ/聖夜/新年だけど/男の素顔/ラッキー/ワケ/つっぱり母/24時間営業/蟹霊/念のため/ピクニック/米一粒/多忙の折/タレ/てみやげ/大人の恋/オスメス/チーとクロ(コレボレーション特別漫画)
レギュラーメンバーの状況が変わってきています。
マユは今巻で結婚話が出ても不思議ではありません(「マユのシチュー」など)。でも、陽子にまともな彼氏ができるなんて!(「大人の恋」)
私は『ピータン』で一番好きなキャラは陽子だったりします。だから、彼女が幸せになるのは嬉しいです……けど、じゃあ、今後の陽子エピソードはどうなるの? 「24時間営業」みたいなのはほかのキャラに譲っちゃうのかなぁ(“冷やし中華はじめました”みたいに店形式で“不倫はじめました”ってのが面白かった)。だからって、こうなったらあの彼と別れてほしくもないです。「大人の恋」みたいな関係、好きなんで。「多忙の折」の“バラバラひとりごはん”も好き。
「オスメス」は、世の中のものを全部男か女かに分けるってのが、イマイチ好きになれなくて……。“っぽい”(男っぽい、女っぽい)くらいならわかりますけどね。
「ワケ」がよくわかりませんでした。
大森さんは渡辺さんに指輪をプレゼントするんですよね? それでなぜ渡辺さんが<耐えられませんでした……>ってことになるの?
疲れてていつも以上に読解力がないかも……。
ところで、渡辺さんは大森さんを何て呼んでるんでしょうね? 大森さんは渡辺さんに「君」って言ってますけど。
S4G〜Sex For Girls!〜女の子のための性のお話/内田春菊
小学校3・4年生の女の子に向けた本かと思ったら、読者対象は大人でした。子供に、性についてどう話したらいいか。「ウチはこうだよ」という、内田春菊の家の例を紹介したマンガです。
「女の子のための」とタイトルにありますが、女性の体について書いているというだけで、男性が読んでもOK。というか、男性こそ読め、と思います。
精子が膣の途中から腹腔内に行くという話など、「へ〜〜」と勉強になる話もありました。子宮外妊娠の話はかなり怖いです。
小学生に直接このマンガを読ませるのは……私はおすすめしません。なぜなら、内田春菊の個人的な愚痴(養父との関係など。“愚痴”っていうのは正しくないかもしれませんが、そういう印象をもってしまいます)が含まれていて、そういうヘンな人(その養父とか)がいるってことを、小学生の段階では知らないで済むなら知らないほうがいいんじゃないかと思うからです。知らなければ身の守りようもありませんが、家庭内にそういう心配がなければ、わざわざ……ね。
母子家庭・父子家庭でも、親がちゃんと生きていく姿を見せていれば、子供は親の背を見てちゃんと育つと思います。でも、性教育に関しては、両親(というか、両方の性)がそろっていたほうが話が早そうです。親じゃなくても、祖父母とか、伯父(叔父)・伯母(叔母)などでもいいんじゃないですかね。
後半に収録してある「いつまでイヤコイ?」はいらなかったな〜。
モダンガール/倉橋ヨエコ
“倉橋ヨエコ”初体験です。名前はよく目にしますが、どんな感じかまったく聴いたことがありませんでした。当然、今回は(今回も?)TSUTAYA利用です。
1曲目の「恋の大捜査」を聴いた時点で、「声や歌い方が好きじゃない。これは“なし”だな」と。でも、なぜか何度も聴いてしまいます。まったく「好き」と思えないのに、クセになるというか……何なんでしょうね? 不思議です。
ほかのアルバムを聴くかはビミョー。
“モテない系”街道驀進中?
アサヒ「あじわい」
アサヒ「あじわい」のCMが好き。最初は曲ばかり気にしていましたが、最近は映像も好きです。
けっこう前ですが、やはり原田泰造の出ていた洗濯洗剤のCMが好きでした。役者としての(といっても、CM限定かもしれませんが)原田泰造が好きなのかも。
ところで、アサヒ「あじわい」のCM曲「風をあつめて」が入っているはっぴいえんどの『風街ろまん』を借りようとTSUTAYAに行くのですが、いつも貸し出し中です。みんな考えることは一緒なんだなぁ。
風街ろまん/はっぴいえんど→
サグラダ・ファミリア 聖家族[文庫]/中山可穂
レズビアンのピアニスト“ガリ”こと石狩響子は、元恋人の透子からシングルマザーになったと知らされます。子供の存在にとまどいながらも、透子との幸せな日々を再び過ごすガリ。でも、透子は突然の事故で死んでしまいます。2歳の息子・桐人を残して。
恋人の死というと、今はやりのケータイ小説のようで陳腐に聞こえますが(いつから「恋人の死」というとてつもなく悲しいことが、こんなに陳腐に聞こえるようになったのか……)、“死”そのものはわりとサラッと書かれていて、そこで“泣かせる”という感じではありません。透子の死は、ジワジワと染み込んできます。
以下、ネタバレ含みます!
この物語は“家族”の形というか、入れ物みたいなものができたところで終わります。本当に大変なのはその後でしょう。でも、“スタート”の時点で終わることで、希望のもてる作品になっていると思います。読んでよかった。
ガリと照ちゃんは夫婦にはなれませんし、桐人の母親や父親にもなれないと思いますが、3人は“家族”なんですよね。
さざなみCD/スピッツ
僕のギター/桃/群青/Na・de・Na・de ボーイ/ルキンフォー/不思議/点と点/P/魔法のコトバ/トビウオ/ネズミの進化/漣/砂漠の花
“いかにもスピッツ”な曲が多く、とても心地よいアルバムです。
曲もいいんですけど、草野マサムネののびのある声が気持ちいいんですよね。
「Na・de・Na・de ボーイ」「ルキンフォー」「ネズミの進化」がとくに好き。
I LOVE ME/斉藤和義
I LOVE ME/どしゃぶりジョナサン/愛に来て/あぁ半年/男節/新宿ララバイ/バカにすんなよ!/虹/トレモロ/嫌いになれない/かすみ草/Swing
レンタルのため、DVDは見ていません。
一瞬、『R♥35』のようなコンピレーションかと思い、見過ごしそうになりました。紛らわしいジャケットはやめてくれよぉ。
カッコイイ! こういうのを待ってたんですよ〜。1曲目の「I LOVE ME」からヤラれました。
「愛に来て」は「e-maのど飴」のCM曲ですね。リスムが好きだなぁ。「Swing」のノリも好き。
「男節」は“下品な吉田拓郎”って感じ(失礼!)。
「新宿ララバイ」はちょっと切ない曲です。しみじみと聴いちゃう境遇の人もいるんだろうなぁ。
「バカにすんなよ!」は面白い。こういうギター、好きです。
ダブル・フェイス(14)/細野不二彦
種をまく人々/ブルー・スモーク/魔法のじゅうたん(マジック・カーペット)/成田で消失(バニッシュ・イン・ナリタ)/大晦日の迎春
「種をまく人々」は、前巻からの続きです。前・中・後編と分かれているのですが、中編が1〜3と3話から成っています。なんか、ずるい。だったら、「種をまく人々 1」〜「同 5」となってるほうがすっきりします。
内容は、読み応えがあり、面白かったです。Dr.WHOOのことを嗅ぎ回る刑事が現れたりして(彼は「Dr.WHOO」とは認識していません)、ヒヤヒヤしました。『ギャラリーフェイク』の藤田がチラッと登場するというサービスもあります。
「ブルー・スモーク」は、駐禁の取り締まりに燃えていた田町婦警が、性犯罪対策室に引き抜かれる話です。
痴漢の被害に遭った女性の気持ちがちゃんと描かれていて、ちょっと驚きました。男性の著者がこんなにこまやかに代弁してくれるなんて……。「心まで汚されているようで」という田町のセリフに涙が出そうになりました。
「成田で消失」は、クロブチ機関の一人“レオン”の過去、クロブチ機関に関わるようになったいきさつが明かされます。
ところで、Q氏はその後、どうなったんでしょうか? 公式的には行方不明のままのようですが、どこかで“償い”をしているということ?
PLUTO(5)/浦沢直樹×手塚治虫
ゲジヒトは、かつて「連続幼児ロボット誘拐破壊事件」の犯人を追い詰め、憎悪から殺してしまったことを思い出します。悩みながらも、その犯人の弟であり自分へ復讐しようと考えているハースの警護に戻ります。
一方、ヘラクレスは巨大な“敵”と対決し、あと一歩というところで、破壊されてしまいます。その上空にいたエプシロンは、ヘラクレスの“死”の直前、ある“イメージ”を受け取り……。
暗いです。でも、夢中で読んでしまいました。今後、さらに暗い展開が待っていそう……。
今巻はすごく気になるところで終わっています。ラストのコマの男がプルートゥ? 周りの景色といい、イメージと全然違いますが……“憎悪”が生まれる前のプルートゥでしょうか?
人工知能矯正キャンプに閉じ込められているロボットはなぜ生かされているんでしょう? 単にゲジヒトにいろいろヒントを与えるという役割だけではなく、今後、もっと事件そのものに関わってきたりするんでしょうか?
ロボットが悩み、悲しむ。現実では考えられないことですが、あり得ないとは言い切れません。古くて調子の悪くなった家電などの前で、「もう買い替えかな」と言ったとたん、ちゃんと機能したという話を何度か聞いたことがあります。もちろん、洗濯機やテレビに感情があるなんて思っているわけではありませんが、長年使い込まれたものは家電に限らず、“何か”が宿っているような気がしてしまいます。
リアル(7)/井上雄彦
今巻では、高橋は一切出てきません。ほぼ全編、バスケです。都大会直前から、都大会の話。やっぱ、試合のシーンはかっこいい!
野宮の的確な指摘で、戸川もタイガースもよくなっています。彼はチームに選手として入るわけではなく、コーチや監督として関わるんでしょうか?
そして、タイガースに新メンバーが加わりそう。まだ自分が車イスで生活していくということを受け入れられないでいた、亮。大会でのタイガースとドリームスの試合を見て、変わっていきます。
でも、逆に戸川が、売り言葉に買い言葉という感じで、ドリームスの監督ととんでもない約束をしていて……どうなるんでしょう?
次巻はまた1年後。
風光る(23)/渡辺多恵子
21巻からの表紙のテーマは、やっぱり「セイを守る総司」ですかね?
総司をかばって大怪我をしたセイですが、一時危なくなりながらも回復していきます。死にそうなセイを見て、新選組に戻したくないと考える松本法眼と総司。でも、セイ自身の望みと、セイにそばにいてほしいという総司の思いから、傷が癒えたらセイは新選組に戻ることに。
こんなに総司に愛されているのに、今度は逆にセイがそのことに全然気づかないんです。まあ、今までが今までですからね。
一方、新選組のほうでは、伊東甲子太郎の陰謀が、土方たちにはっきりと意識されてきます。
伊東は“出張”先で長州人に近藤勇の情報を流し襲わせますが、失敗。それどころか、逆に近藤に命を救われ、器の大きさを感じ取り、慎重に行動することを考えます。
近藤は近藤で、伊東の冷静さと判断力が新選組に必要だと考え、「斬る」と言う土方に賛成できません。
近藤の「天然タラシ」っぷりがいいです。見た目は全然好みじゃないけど、こういうのを男前!というんでしょうね。伊東を助けたシーンなど、カッコよすぎ。
セイは復帰後、まだ完全復帰は難しいとの近藤らの判断から、近藤の小姓として雑務担当になります。こういう仕事のほうが、セイの本領が発揮できそう。
それにしても、伊東がセイの正体(女子だということ)に気づかないのは、ちょっと不自然に思えてきました。松本法眼の「体が女性化していく病」だという嘘も、博学の伊東なら「おかしい」と思いそうな……。医学には弱いんですかね?
欄外の「風光る いろはかるた」に「意図的に月代隠すカット割り」というのがありました。ホントだ〜〜〜! 今まで気にしたことありませんでしたが、言われてみれば、たしかに。すごいな〜。っていうか、ここまで読んできて気づかない自分がアホかも。
ところで、松本法眼が現実の誰かにすごく似ている気がするんですけど、誰だか思い出せなくて気持ち悪いです。身近な知り合いか、それともテレビなどで見た人か……。













なまけもの(04/16)
PIKA(04/15)
なまけもの(管理者)(03/16)
なまけもの(管理者)(02/22)
しずく(02/21)