駅から5分(3)/くらもちふさこ
巻末に人物相関図と花染駅周辺の地図が載っていますが、この相関図がもう大変(笑)。次の巻には見開きでも載せきれないんじゃないでしょうか。話としてはすごく面白い!ということはありません。思わず「フッ」と笑い息(?)を漏らしてしまうようなもの。一度読んだだけではどうってことありませんが、クセになるんですよ。
マンガの表現として、面白いものがたくさんあります。
例えば、「episode 14」。中年の主婦が、どこでサイフをなくしたか、記憶をたどるものですが、その“記憶をたどる”表現が、すごくいいんです。
その主婦が、買おうか迷った服の値段を見て驚く表現も、面白い。目から飛び出すのが金額ではなく、バーコードなんです。
「episode 18」の、“胸がキュンとなる”表現も好き。
続きがすごく気になるというものではありませんが、今後の展開が楽しみです。
静かにしなさい、でないと/朝倉かすみ

自作自演の子犬救出劇を同級生に目撃され、転落していく美少女。カード破産しながらもロハス生活を実践しつづけるカップル。短命の家系に生まれた夫の「ぽっくり」を恐れる中年初婚夫婦etc…「わたし」という容れ物の限界に翻弄される人たちの、哀しくも可笑しい自意識を描いた傑作。(「BOOK」データベースより)
収録作:内海さんの経験/どう考えても火夫/静かにしなさい/いつぞや、中華飯店/素晴らしいわたしたち/やっこさんがいっぱい/ちがいますか
BILLY BAT(2)/浦沢直樹+長崎尚志

六十年前、戦後最大の闇の中を跋扈し、二千年前、救世主と信じられた男の運命を紡ぐ……。そして五十年前のニューヨークでは、恋人たちに光をもたらす……。はたして謎の漫画・ビリーバットの正体は!? 人類にとって、その存在の理由は!?(オビより)
面白いんだかそうじゃないんだか、いまだによくわかりません。この先、どういうふうに展開していくのかはすごく興味があるので、読み続けますが。
時間や時代がポンポン飛んだり、現実と、現実なのか?とよくわからないものが交錯して、“マンガを読むセンス”というのを試されているような気がしてしまいます。私、センスないからなぁ……。
完結したときに、「な〜るほど!」と思うんでしょうかね?
PINK[文庫]/柴田よしき

「そろそろ時間切れです。心の準備をして下さい」。メイに差出人不明のメールが届いた日から、夫は別人のように変わってしまった。しかも夫はその後、殺人容疑で逮捕される。続発する事件と過去とが繋がったとき、思いもよらないぬ真相が明らかに。震災後の神戸を舞台に、愛の再生を描いた傑作長編ミステリー。(裏表紙より)
ミステリー仕立てですが、ミステリーというよりも、震災による心の傷と向き合い再生していく物語、という印象です。
一気に読みたくなるくらい、おもしろかったです。でも、ちょっと忙しくて、相変わらずの“通勤チビチビ読書”でした。時間があったら一気に読んだと思います。
小島麻由美@赤坂BLITZ(’09/11/14)
「地獄のキャラバン隊@赤坂」
演奏曲(順不同):結婚相談所/ding ding [doo ron ron]/セシルカットブルース/パレード/セシルのブルース/やられちゃった女の子/みずうみ/黒い革のブルース/エースのスペード/恋の極楽特急/蛇むすめ/ラストショット!/サマータイム/赤い帽子/星の王子さま ほか
赤坂。久々にあんなに華やかなところに行きました。場違いな感じがして、落ち着かない(笑)。
赤坂BLITZは2度目だと思うのですが、なんか違うんですよ。リニューアルしたようです。
そこをなんとか(3)/麻生みこと

やはり儲かる案件に出会えない弁護士・改世楽子。同期会で、弁護士200人超えの大事務所に入った赤星と再会。2人の生活レベルには悲惨な差が…。格差社会は弁護士内にも存在! ご近所ペットトラブルの依頼では兄弁・東海林の意外な一面を発見!? そして不倫相手を婚約不履行で訴えるという依頼者に頭を悩ませ…!?(裏表紙より)
新キャラ・赤星の登場で、広がりが出て、さらに面白くなってます。東海林も赤星も、明らかにS。そのやり取りがまた面白い。
そして赤星の先輩で、東海林の元カノと思われる中道も最登場。4人のシーンでは、私ってポジションは楽子なのに性格は中道だな〜、そりゃ生きづらいよな〜、なんて思ったり(笑)。
パズルゲーム☆トレジャー(2)/野間美由紀
「パズルゲーム」シリーズで一番好きなのは、「プロフェッショナル」です。プロの探偵ということで、ほかのシリーズより無理がないので。次に好き、というか期待してるのが、この「トレジャー」。一応社会人ですから、やはり学生よりは広範囲に動けていいのではないかと思います。
でも、今巻はイマイチ……。「Not For Sale」や「チャンスが空からキラリ」は、もう少し長くしてつっこんだ話にすればすごく面白くなったように思うんですけど(えらそうで、すいません)。
フォー・ユア・プレジャー/柴田よしき

新宿2丁目の無認可保育園「にこにこ園」の園長でありながら、園の赤字を埋めるため、ヤクザがらみの裏の調査業を引き受けざるを得ないヤメ刑事の主人公花咲。今度の依頼は、豊満ボディのOLが一夜を過ごしたお相手を捜し出すというもの。しかし、人捜しをするだけのはずが、愛する恋人が行方不明となり、元同僚が監禁され、あげくの果てには、妻に逃げられた男の世話までが降りかかる。偶然に思えたできごとの裏に潜む罠。花咲は無事脱出できるのか?(Amazon.co.jp「商品の説明」より抜粋)
ハナちゃんシリーズ第2弾です。
文庫も出てますが、地域の図書館にはハードカバーしかありませんでした。
電波の城(9)/細野不二彦

美貌と知性の女子アナ・雨宮詩織(しお)――格闘番組からクイズ番組まで飛ぶ鳥を落とす勢いで超人気アナへと昇りつめた彼女には知られざる素性が――
おぞましい集団自殺事件を起こしたカルト宗教“聖レムリア教団”――事件を追い続けた元・新聞記者は、惨劇から奇跡的に生き残ったひとりの少女へと辿り着いた――(裏表紙より)
詩織の過去がかなり明かされています。まだまだ秘密はありそうですが。
谷口のほうは、ちょっと小難しい話になってきました。
これらが今後、絡み合ってくるってことですよね? 面白くなりそう。
あからさまに男の目をひく表現が、ちょっとひっかかるなぁ。
とくに、詩織と静香のエキシビジョン・マッチ。シチュエーションがシチュエーションだし、掲載誌が『ビッグコミックスピリッツ』なんだから、仕方ないんですけどね。
秘密 トップ・シークレット(7)/清水玲子

外務大臣の娘・咲の誘拐事件が発生。自殺した容疑者の脳の映像から咲らしき少女の行方を追う「第九」。しかし、それは綿密な計画の始まりにすぎなかった…!!(オビより抜粋)
オビに「シリーズ、史上最厚の第7弾!!」とありますが、たしかに厚い(笑)。
内容も厚かったです。陰惨な絵は少なかったのですが、精神的にはかなりキツイ。いつもキツイことはキツイんですけどね。
※以下、ネタバレにつながる事柄を含みます。




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